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~アレルギーっこのおうちづくり~
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walkです。

昨日に引き続き、健康建材シリーズ!第四弾
しっくい建材のカルクウォールについてです。



計画中の我が家では2種類の漆喰を使う予定です。
(予算の都合です)
そのうちのひとつ、高いヤツがカルクウォールという漆喰です。

カルクウォールはスイス製の漆喰だそうです。
前述のEM珪藻土と同様に、メインの漆喰以外の素材も自然素材で、合成樹脂などを使っていません。

調湿性、透湿性は珪藻土に劣るようです。
漆喰にあいている空気や水分をためられる小さな穴が珪藻土に比べて少ないそうです。

VOCの吸着に関しては、同様に珪藻土に比べて弱そうな印象がありますが、いろいろ調べた限り優劣についての記述を探し出すことはできませんでした。

ただ、漆喰についてはVOC吸着に加え、分解するということをうたっているものもあります。
これが本当なら、漆喰のほうが消臭・シックハウス対策には有効なようですが・・・。
これも特にデータや、分解の化学式など詳しいことは調べられません。
ちょっとマユツバという感じでしょうか。


カルクウォールとしての特徴として強アルカリ性という点があります。
このため、壁自体がカビや細菌に強く汚染されにくいようです。

今回は部屋の中の壁に用いる予定ですが、外壁に用いた際は非常に汚れに強いです。
施工されている建物を見る機会がありましたが、周りの塗り壁材に比べて確かに鮮やかな白が際立っていました。

色もつけられますが、やっぱり白が漆喰には合うのではないかなと思います。


さて、珪藻土ではなく漆喰を選んだ理由は、やはり安全性です。
漆喰は何百年、へたすると何千年も前から建材として使われています。

珪藻土はまだ近年発達してきたものです。
焼成した珪藻土に発生する結晶性シリカという物質にはアスベストなどと同様の発がん性が疑われています。

焼成した珪藻土だからといって塗り壁に使ったものが大量に空気中にチリとして舞い、吸入するというのは考えにくいという意見ももちろんあります。
また、EM珪藻土など一部の珪藻土建材は焼成していない珪藻土を使っているから大丈夫だといわれています。


しかし残念ながら、不安を抱えたまま何十年も住む家に使うことに抵抗があったため、私たちはやめました。
われわれの決定は何の根拠も無く、ただなんとなくです。

アスベストだって、はじめは非常に良い建材だといわれていましたし、有害性が疑問視されたときも大丈夫だという意見がまかり通り、使い続けられたという状況であったことが恐ろしく思えます。

決してアスベストと同様に語る様なものではないと思いますし、きっと問題ないだろうなとは考えています。
しかし結局は自分と自分の家族の健康の問題です。
手持ちの情報で最善の選択をしたいと考えています。


後はやっぱり漆喰の青いくらいの白さにあこがれますね。
繰り返しますが高いので全面には使えませんでしたが・・・。



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