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~アレルギーっこのおうちづくり~
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walkです。

今日一日でおそらく50cmくらい雪が積もっている地域に住んでいます。
家の裏に積まれた雪は窓に届く勢いです。

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そんなわけで(どんなわけだ?)遮熱断熱関係の後編です。

―冬編―

冬の寒さ対策は以下の点です。

①外の冷気を入れない
②中の暖気を逃がさない
③暖かい空気が天井側に逃げるのを防ぐ


① 冷気について

これは昨日の暑さ対策と同じです。
まずは直接外の空気が隙間から入ってこないように気密性を向上させること。
そして、冷たさが室内に直接伝わってこないように(室内壁が冷たくないように)、断熱をしっかり。

室内壁が冷たくなると、部屋の暖かい空気と温度差ができて表面結露も発生します。
結露は寒さには直接関係内とはいえ、好ましいものではありませんのでこのためにも断熱は重要。


さらに、冷気は窓からも伝わってきます。
冬は壁よりもむしろ窓から冷たさを感じることが多いと思います。

窓についてはペアガラスを使ったりLOW-Eガラスを用いたり、二重サッシを用いたりという対策があります。

ガラスだけでなく、サッシそのものの問題もあります。
ガラスだけでなく周りのサッシが結露することも多く見られます。

窓のサッシはアルミ、樹脂、木という素材があります。
熱の伝わりやすさはアルミ>樹脂>木の順番です。

つまり、アルミサッシは丈夫で痛みにくいのですがすぐ冷えてしまうのが難点です。
逆に木は、非常に断熱性が高いのですが、水や汚れに弱いのがネックです。
樹脂はその真ん中という感じ。

現在は外側がアルミで、内側が樹脂でできているサッシもあります。
これだとかなり断熱性能が向上します。

我々が使用しようとしているのは内も外も樹脂でできているサッシと、内側が木製で外側が樹脂のサッシです。
ビルダーのRobinさんが輸入木製サッシを標準にしているためです。

性能も高いし、素敵なのですがそれをすべて使うとかなり金額がイッてしまうので、リビング周りだけになっています。


② 室内の熱を保つ

これは①の裏返しです。
なので断熱と気密が重要です。

またこの②に遮熱がかかわってきます。
暖められた部屋の中には暖かい空気でだけでなく、赤外線を出すものもちゃんとあります。
代表はストーブですが、それだけでなく暖められたフローリングだったり家具だったり、触ってほんのりあったかくなっているものからも熱は放射されています。

それを部屋に閉じ込めるために壁紙や天井に遮熱シートや遮熱塗料を用いるということです。


これは夏に有効な遮熱とは使う場所が異なります。
夏も冬も遮熱でがっちり!とやろうとすると壁の外も中も遮熱をしなければいけないようです。

このあたり、遮熱を売りにしているビルダーや建材メーカーの宣伝文句としてはかなりあいまいになっているので注意が必要かと思います。


③ 熱の移動

温まった空気は上のほうに昇っていきます。
対流という現象ですね。

室内で暖房していると、顔はほてるのに足元冷たいという状況が起きてきます。
これは室内の空気だけの問題なので断熱や遮熱はあまり意味がありません。

よくある対策としては、足元が一番暖かくなるように床暖房を用いることです。
また吹き抜けや高い天井などにシーリングファンを使うことなどがあります。



長々と二回にわたり遮熱断熱について調べたことをまとめてみました。
本やネットで独学で調べただけなので、正確でない部分があるかもしれませんが何かの参考になればと思います。


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