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~アレルギーっこのおうちづくり~
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walkです。


解体工事が終わって数ヶ月。
更地のまま放置されている現場ですが、少しずつ動き出しました。


地質調査が行われました。

地質調査というのは、家を建てる上で土地が家を支えられるほど硬いかどうかを調べ、硬くない場合はどういう支える方法をとるかを検討することです。


いろいろ調査方法はあるようですが、スウェーデン式サウンディング試験という方法でやってもらっています。
ぐるぐるドリルを土の中に差し込んでいって、抵抗を見るような話でした。

スタンダードな標準貫入試験に比べ簡単で狭い土地でできて、比較的安いという話です。
その代わり地質のサンプルは採取できないなどのデメリットもあります。

家の建設予定地の四隅と、中心の合計五箇所をしらべました。



結果ですが、やっぱりかなり深くまでやわらかい層が有って地盤改良をしなければならないようです。

cameraroll-1295962308.033557.jpeg
こんな結果表です

cameraroll-1295962311.993870.jpeg
上のほうが地表で下のほうが地下深くなっています。
グラフが右に伸びているほど固い地盤です。
4mまでやわらかいようです。

cameraroll-1295962316.040865.jpeg
左の黄色く塗りつぶされているところはほとんど抵抗無くずぶずぶ杭が沈んでしまう柔らかい層です。
結構たくさんあります。

“測点5点とも、表層部より-4.15m~-4.25m付近までは自沈する部分もあり不安定な層。
その下層については礫層で明確な支持地盤であると思われる。
安定した宅地地盤の確保のためには、
地盤改良工などによりGL(グラウンドレベル)-4.25m付近まで基礎下補強を行えばよいと推察される”
(住宅地盤調査技士)

という報告書をいただきました。


よく話に出てくるN値なんかもいろいろ聞きましたが、2階建ての木造住宅のような比較的軽い建築物の場合は、むしろ抵抗のほとんど無い自沈層といわれる地盤の有無や厚みなどが重要で、単純にN値が3以上(3というのが一般的な基準のようです)だから大丈夫とかそういうわけではないようです。

いろいろ地質調査なんかもろくでもない業者もいるらしく不安がありましたが、それなりの報告書でした。
もちろんこれがほんとにしっかりした調査なのかどうかは素人でよくわかりませんが、祖父が監視してた感じではちゃんとやってたという話です。

4mって要するに2階くらいの建物と同じくらい(よりはちょっと低いかな)の杭を埋め込むってことなので結構大変そうな感じです。


この結果を受けて地盤改良を行うことになります。
乾式柱状改良杭4.25mを49本。
併せて80万円なりー。


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